俺の妻に手を出すな~離婚前提なのに、御曹司の独占愛が爆発して~
「杏華堂とは無関係の私の写真がHPにアップされたことが問題なんですか? すみません。やっぱり単なる付き添いの私が余計なことを――」
「違う。何度も言うが、里穂はスタッフ同然。いい加減、自信を持ってくれないとこの先なにも頼めない」
ピシャリと言い切る蒼真の声に、里穂は気持ちを落ち着ける。
「そうでしたね。だったらこの写真のなにが?」
「問題は、ここにいる俺だ」
さらにわけがわからない。
「蒼真さんならこの場にいてもおかしくないし、それにカッコいい……いえ。なんでもないです」
里穂はつい本音を漏らしそうになり、慌てて言葉を濁した。
写真に映る蒼真の表情は横顔ながらひどく温和で優しく、はしゃぐ花音を愛おしげに見つめている。
まるで愛する者を見守るような、そんな眼差しを花音に送っているのだ。
「花音ちゃん、可愛かったですからね。え、でもこの写真のどこが?」
首をかしげる里穂に、蒼真は小さく息を吐き出した。
「HPに記事がアップされてすぐ、俺が見つめている女性はいったい誰だと社内がざわついたんだ。それを聞きつけた常務が社長室に乗り込んできて。どういうことだと騒ぎ立てた」
「見つめている女性って、花音ちゃんですよね。問題があるとは思えませんけど」
「は……?」
蒼真は訳がわからないとばかりに目を見開いた。
「違う。何度も言うが、里穂はスタッフ同然。いい加減、自信を持ってくれないとこの先なにも頼めない」
ピシャリと言い切る蒼真の声に、里穂は気持ちを落ち着ける。
「そうでしたね。だったらこの写真のなにが?」
「問題は、ここにいる俺だ」
さらにわけがわからない。
「蒼真さんならこの場にいてもおかしくないし、それにカッコいい……いえ。なんでもないです」
里穂はつい本音を漏らしそうになり、慌てて言葉を濁した。
写真に映る蒼真の表情は横顔ながらひどく温和で優しく、はしゃぐ花音を愛おしげに見つめている。
まるで愛する者を見守るような、そんな眼差しを花音に送っているのだ。
「花音ちゃん、可愛かったですからね。え、でもこの写真のどこが?」
首をかしげる里穂に、蒼真は小さく息を吐き出した。
「HPに記事がアップされてすぐ、俺が見つめている女性はいったい誰だと社内がざわついたんだ。それを聞きつけた常務が社長室に乗り込んできて。どういうことだと騒ぎ立てた」
「見つめている女性って、花音ちゃんですよね。問題があるとは思えませんけど」
「は……?」
蒼真は訳がわからないとばかりに目を見開いた。