無愛想な天才外科医と最高難度の身代わり婚~甘く豹変した旦那様に捕まりました~【職業男子×溺愛大逆転シリーズ】
気落ちした心を切り替えつつ、今度はソファに座る真紘に食後のデザートとして白玉おしるこを用意してみた。
真紘の昼食には大抵おまんじゅうが登場する。あんこ好きと踏んで、おしるこというわけだ。
ソファの前のローテーブルにお椀を置くと、真紘はすぐに手に取ってくれた。表情こそ変わっていないが、おしるこは瞬く間に真紘の胃袋に収まっていく。隣に座って眺めていて心地よくなるほどの食べっぷりだ。
ただ、おしること一緒に出したハーブブレンドのほうじ茶は口に合わなかったらしい。口に含んだ途端、軽く咽せていた。これもリラックス効果を期待してのものだったが、さすがにやりすぎたらしい。
「ごめんなさい。ハーブティーは苦手なんですね」
「……そうじゃない。思った味と違っただけだ」
そう言って顔をしかめながらも、真紘はハーブほうじ茶を飲み干してくれた。嬉しいけれど、やはりちょっと申し訳ない。
これからはハーブティーを出すのはやめておこうと、ローテーブルに置かれた空のマグカップを見て思った。
「ところで、なんで急に草に目覚めたんだ?今日の風呂にもなんか浮かべてあったろ」
「草って。お風呂に浮かべていたのもハーブですよ」
リラックスにはハーブバスもおすすめ、と先日会ったみどりから教えてもらったので、それも今日のお風呂に取り入れたのだ。
真紘の言う通り草は草だが、有用な草だ。小さなネットに詰めて水面に浮かべるだけで立ち上る湯気は芳しくなり、贅沢な気分にしてくれる。その辺りに生えている雑草とは一線を画してあげたい。
真紘の昼食には大抵おまんじゅうが登場する。あんこ好きと踏んで、おしるこというわけだ。
ソファの前のローテーブルにお椀を置くと、真紘はすぐに手に取ってくれた。表情こそ変わっていないが、おしるこは瞬く間に真紘の胃袋に収まっていく。隣に座って眺めていて心地よくなるほどの食べっぷりだ。
ただ、おしること一緒に出したハーブブレンドのほうじ茶は口に合わなかったらしい。口に含んだ途端、軽く咽せていた。これもリラックス効果を期待してのものだったが、さすがにやりすぎたらしい。
「ごめんなさい。ハーブティーは苦手なんですね」
「……そうじゃない。思った味と違っただけだ」
そう言って顔をしかめながらも、真紘はハーブほうじ茶を飲み干してくれた。嬉しいけれど、やはりちょっと申し訳ない。
これからはハーブティーを出すのはやめておこうと、ローテーブルに置かれた空のマグカップを見て思った。
「ところで、なんで急に草に目覚めたんだ?今日の風呂にもなんか浮かべてあったろ」
「草って。お風呂に浮かべていたのもハーブですよ」
リラックスにはハーブバスもおすすめ、と先日会ったみどりから教えてもらったので、それも今日のお風呂に取り入れたのだ。
真紘の言う通り草は草だが、有用な草だ。小さなネットに詰めて水面に浮かべるだけで立ち上る湯気は芳しくなり、贅沢な気分にしてくれる。その辺りに生えている雑草とは一線を画してあげたい。