無愛想な天才外科医と最高難度の身代わり婚~甘く豹変した旦那様に捕まりました~【職業男子×溺愛大逆転シリーズ】
「どっちにしろ草だ」
身も蓋もない言い様だけれど、それも真紘らしくて笑ってしまう。
「おおざっぱすぎじゃありません?」
「いいんだよ」
肘で軽く小突かれ、手に持っていたお椀の中のおしるこが揺れた。
「あ、ちょっと!こぼれるところでしたよ」
お椀をローテーブルに戻してムッと睨みつけたが、鼻であしらわれただけだった。
「さっさと食べないからだろ。食べないなら俺が食う」
「もう。なんであんこに対してだけ、そんなに食い意地張ってるんですか。この間のビーフシチューは多すぎるってグチグチ言ってたのに」
「あれはどう見ても作りすぎだ。八人分はあった」
思い出したのか真紘は苦々しく顔をしかめた。
確かに張り切って作りすぎてしまったことは否めない。ただ、あの時も散々文句を言いながら、なんだかんだ二日かけて全て食べてくれたのだ。素直じゃないというかなんというか。
笑っていると、揺れた肩が真紘の右腕とぶつかった。試しにほんの少しだけ体重を真紘に預けてみれば、腕を外されることなく支えてくれた。そんなささいなことでも、由惟の体温はじわじわ上がっていく。
身も蓋もない言い様だけれど、それも真紘らしくて笑ってしまう。
「おおざっぱすぎじゃありません?」
「いいんだよ」
肘で軽く小突かれ、手に持っていたお椀の中のおしるこが揺れた。
「あ、ちょっと!こぼれるところでしたよ」
お椀をローテーブルに戻してムッと睨みつけたが、鼻であしらわれただけだった。
「さっさと食べないからだろ。食べないなら俺が食う」
「もう。なんであんこに対してだけ、そんなに食い意地張ってるんですか。この間のビーフシチューは多すぎるってグチグチ言ってたのに」
「あれはどう見ても作りすぎだ。八人分はあった」
思い出したのか真紘は苦々しく顔をしかめた。
確かに張り切って作りすぎてしまったことは否めない。ただ、あの時も散々文句を言いながら、なんだかんだ二日かけて全て食べてくれたのだ。素直じゃないというかなんというか。
笑っていると、揺れた肩が真紘の右腕とぶつかった。試しにほんの少しだけ体重を真紘に預けてみれば、腕を外されることなく支えてくれた。そんなささいなことでも、由惟の体温はじわじわ上がっていく。