(一)この世界ごと愛したい



もう食べれないほど、満腹で。


信じられないくらい、楽しくて。




私はずっと笑ってばかりで。そんな私を見てハルとるうも嬉しそうで。



それがまた私も嬉しくて。


そんな嬉しいの連鎖が、ただ幸せだと感じた。





「最後に本屋さん行ってもいい?」


「ああ。」



私はあの書店に再度訪問。


すると先ほどの奇策なおじさん…元い店員さんが口を大きく開けて驚いている。






「は、ハル様っ!?」


「邪魔するぞ。」


「お…おお、お嬢ちゃん!?その辺の男なら払ってくれるって言ったがハル様は捕まえてきちゃいけねえよ!?!?」




アタフタと慌てふためく店員さん。


え、ハルは連れてきちゃだめだったの!?なんかごめん!?





「大丈夫!お金はたくさんあるって!」


「いやいやいや、ハル様からお代なんてもらえねえよ!!!」




じゃあどうすればいいんだ…。






「リン、どれがほしいんだ?」


「ほしいのは色々あるんだけどねー。」




どれだったかなーと棚を見ていると、店員さんはガタガタと音を立てて。


腰が抜けたように座り込む。





「え、大丈夫?」


「り…リンって…まさか、ひ、姫様…?」


「あーうん。一応。」







「もっ、申し訳ございませんでしたー!!!」




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