(一)この世界ごと愛したい
しかし。
そんなことに怖気付く私じゃないし!絶対負けてやらないし!!!
そう思い、まずは出来るだけこの力を最大限引き出せるように。
修行あるのみです!!!
そう決め込んで。
日が沈むまで私はこの力を解放し続けた。
日が沈む頃には、もうゼーゼーと息が荒くなるほど疲れ果てていて。
中々に苦戦していた。
「つ、つかれ…た。」
思わず大の字で転がりたい衝動に駆られるが、一刻も早く城へ戻らねば。
城から出たことさえ許してもらえないだろうし、ママと夜ごはん一緒に食べる約束したし。
「続きは明日…かな。」
まだ現状に納得いかない私は、明日も修行することを決意し。疲れた体に鞭を打って城へ大急ぎで戻る。
それも、バレないようにひっそりと。