彼の溺愛の波に乗せられて
〜雅side〜

「ん…」

眩しい…

後ろから伝わる体温に思わず頬が緩む。

知らなかった。
こんなにも肌と肌が触れ合い温もりを感じることがこんなにも幸せに思うだなんて。

愛し合ってする行為がこんなにも心を満たしてくれるなんて。

とことん甘えてしまった。
自分の新たな一面を発見した。

天寿の前ではありのままでいられる。

素直に甘える私も、普段の私も、天寿は全部包み込んでくれるみたいに。

嬉しい。

まさか自分があんな…

昨日のベッドの上での自分を思い出して今更恥ずかしくなる。

快楽の波に飲まれるように本能のままに。

後ろで私を抱きしめる天寿をチラッと見る。

本当にこんな人が私を好きでいてくれるなんて…。
ばちでも当たりそう。


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