彼の溺愛の波に乗せられて
私は昨日の天寿の話をした。

「はぁー? さいってー!」

「天寿、相当滅入ってた」

「そりゃそうでしょうよ!」

その時知らないアドレスから私に写真とメッセージが届いた。

開いてみれば噂の橘花真紀だった。

「見てこれ」

私はそれを愛莉に見せた。

それは眠る天寿の横で裸で並ぶ橘花真紀のツーショットだった。

やっぱり天寿、寝てるじゃん。

"雅先輩の彼、最高でした"

「バッカじゃないの?」

愛莉が私よりブチ切れていて逆に冷静になれる。

"天寿さんからは内緒って言われたんですけど、私たち付き合ってますから。雅先輩、別れてもらっていいですか?"

またメッセージが来る。

"天寿さん、別れたいって言ってましたよ"

なんかここまでとんちんかんな事言われると笑える。


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