彼の溺愛の波に乗せられて
早速早朝、教えてもらった場所へと向かう。
お、地図で見るより意外と近かったわ。

ここな。
なるほど。

これはやっぱり地元民じゃないとわかんないな。

教えてもらった通り車で砂浜まで行く。

おお。
いい波くんじゃん。

ちょっと早すぎたのか、よっぽど知られてないスポットなのか誰もいない。

俺はさっそくまだ青白い空の下で波に乗る。

いや、最高だな。

ははは。
こりゃいーや。
気に入った。

そしてその日からほぼ毎日のように早朝の数時間だけ乗りに行く。

チラホラたまに人が来るも、やはりみんな車で砂浜まで下りてくる。

その日もすっかり馴染みになったここで波に乗っていれば、見た事がない車が砂浜に下りてきた。

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