彼の溺愛の波に乗せられて
車に乗る時だって手伝うかと聞かれたのに、可愛げのない私はなめんななんて言ってしまう。

これが好きな人に見せる態度か?

これじゃ一生気づいてもらえないんじゃないだろうか。

なんて思うも男性への甘え方を知らない私は結局ありのままで勝負するしかない。

パスタを食べてる時、気になってみんなに優しくするのか聞いてしまった。

駆け引きなんて出来ない。
知らない。

でも私にだけに優しくして欲しいって思った。
私は結構わがままだったみたいだ。

そして天寿と目が合うたび胸が高鳴って、飛びついてしまいたくなった。

これが恋ってやつなんだ。
楽しい。

気持ちを伝えなくてもこうして仲良くしてるだけで楽しい。

でもそれと同時にもう少し近づきたいと思った。
どこかお腹の奥がムズッとした。

なんだこれ。

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