シンデレラのないしょ話 ~悪役令嬢だって恋をする~
「姉御はっ……姉御は、オレが知ってる中で一番きれいな女性っス! 顔もきれいだし、スタイルもいいし、オレが魔法の鏡なら、毎日『あなたが一番美しい』って言ってたっス! でも、何より一番きれいなのは、姉御の心っス」
「まあ」
「生まれがオオカミで、それぞれ赤ずきんを食っちまう悪役に割り当てられて、拗ねてふてくされて、どうしようもなかったオレやペローのに、優しい声をかけてくれたのは、姉御だけっした」
「おい、オレまで巻きこむな」
ペローオオカミが小声でつっこんだが、グリムオオカミはそのまま続けた。
「まあ」
「生まれがオオカミで、それぞれ赤ずきんを食っちまう悪役に割り当てられて、拗ねてふてくされて、どうしようもなかったオレやペローのに、優しい声をかけてくれたのは、姉御だけっした」
「おい、オレまで巻きこむな」
ペローオオカミが小声でつっこんだが、グリムオオカミはそのまま続けた。