一途な海上自衛官は時を超えた最愛で初恋妻を離さない~100年越しの再愛~【自衛官シリーズ】
頬が熱くなっていく。
「す、水族館の魚を食べようと思うなんて、可愛くないと思います……」
「いや、芽衣らしくて可愛いよ。俺、そんな君を好きになったんだ。手帳を届けに来てくれたことがあっただろう? あの時調理師学校のことを楽しそうに話す君を可愛いと思った」
「え……? あの時から? あれはお話ししすぎたと思って反省したくらいなのに」
「楽しかったよ。たぶんあの時から俺は芽衣を好きになりはじめたんだな。うみかぜに誘われて行くと答えたんだから。俺、うみかぜには長期航海の前後にだけ行くって決めてたのに」
綺麗な目を細めて自分の気持ちを率直に口にする晃輝に、芽衣のドキドキは止まらなくなっていく。
思い返してみれば、芽衣の方も、あの時はじめて彼を素敵だなと感じたのだ。芽衣の中では反省しつつも楽しかった時別な出来事が、彼にとっても同じだったということが、嬉しかった。
一方で、少し困ったなとも思った。
今日の彼は、やっぱり今までとは少し違う。
飾らなくて、率直で。
おそらく、海上自衛官ではない完全に素顔の彼なのだろう。
そんな彼も素敵だと思う。芽衣に見せてくれるのはとても嬉しいけれど、さっきから芽衣の胸は飛び跳ねっぱなしである。この調子ではとても心臓が持ちそうにない。
まだ一日ははじまったばかりだというのに……。
「まあ、魚たちをどんな風に見ようと自由だから連れていってあげたいけど、ここはちょっとやめておいた方がいいな」
晃輝がやや声を落としてそう言った。
いうまでもなく海をテーマにした場所だからだ。芽衣にとっては、あまりよくない場所と判断したのだろう。
彼がページを閉じようとしたその時、ある画像が芽衣の目に留まる。竿を持って笑い合う家族の写真だった。
「釣り……できるんですね」
「みたいだね」
「す、水族館の魚を食べようと思うなんて、可愛くないと思います……」
「いや、芽衣らしくて可愛いよ。俺、そんな君を好きになったんだ。手帳を届けに来てくれたことがあっただろう? あの時調理師学校のことを楽しそうに話す君を可愛いと思った」
「え……? あの時から? あれはお話ししすぎたと思って反省したくらいなのに」
「楽しかったよ。たぶんあの時から俺は芽衣を好きになりはじめたんだな。うみかぜに誘われて行くと答えたんだから。俺、うみかぜには長期航海の前後にだけ行くって決めてたのに」
綺麗な目を細めて自分の気持ちを率直に口にする晃輝に、芽衣のドキドキは止まらなくなっていく。
思い返してみれば、芽衣の方も、あの時はじめて彼を素敵だなと感じたのだ。芽衣の中では反省しつつも楽しかった時別な出来事が、彼にとっても同じだったということが、嬉しかった。
一方で、少し困ったなとも思った。
今日の彼は、やっぱり今までとは少し違う。
飾らなくて、率直で。
おそらく、海上自衛官ではない完全に素顔の彼なのだろう。
そんな彼も素敵だと思う。芽衣に見せてくれるのはとても嬉しいけれど、さっきから芽衣の胸は飛び跳ねっぱなしである。この調子ではとても心臓が持ちそうにない。
まだ一日ははじまったばかりだというのに……。
「まあ、魚たちをどんな風に見ようと自由だから連れていってあげたいけど、ここはちょっとやめておいた方がいいな」
晃輝がやや声を落としてそう言った。
いうまでもなく海をテーマにした場所だからだ。芽衣にとっては、あまりよくない場所と判断したのだろう。
彼がページを閉じようとしたその時、ある画像が芽衣の目に留まる。竿を持って笑い合う家族の写真だった。
「釣り……できるんですね」
「みたいだね」