一途な海上自衛官は時を超えた最愛で初恋妻を離さない~100年越しの再愛~【自衛官シリーズ】
「ごちそうさま」
同じように芽衣も手を合わせる。
「ごちそうさまです。すごく美味しかったです」
なにより彼が芽衣のために考えてくれた趣向をこらしたメニューが嬉しかった。
「喜んでもらえたみたいで嬉しいよ」
「すごく美味しかったし、何より楽しかったです。ありがとうございました」
そう言ってお皿を片付けるために立ち上がる。後片付けをしようと思ったのだ。
けれどそれに晃輝がストップをかけた。
「片付けは俺がするよ。芽衣はソファでくつろいでて」
「え? そういうわけにはいきません」
彼には夕食の準備をしてもらったのだ。当然芽衣が片付けをするべきだろう。
「晃輝さんこそ、くつろいでいてください」
すると晃輝がなにやら深刻な表情になった。
「芽衣、俺、これから一緒に生きていくにあたって重要なことを伝えるのを忘れていた。話があるから座ってくれる?」
その言葉に芽衣はドキッとしながら座り直した。
彼と生きていくという決意は並大抵の気持ちで下したわけではない。今さらなにを聞かされても揺るがない自信はあるけれど晃輝の表情が深刻なのが気になった。
「……はい」
背筋を正して答えると、彼は真剣な表情のまま口を開いた。
「結婚したら、一緒に住むことになる。このマンションでもいいし芽衣の好きな場所に住み替えてもかまわない。俺はなんでも芽衣に合わせる。でもひとつだけお願いがあるんだ」
「はい」
ひとつだけ、ということは余程のことなのだと思い芽衣はこくりと喉を鳴らした。
「俺が陸にいる時は、家事はすべて俺にやらせてほしい」
「——は?」
同じように芽衣も手を合わせる。
「ごちそうさまです。すごく美味しかったです」
なにより彼が芽衣のために考えてくれた趣向をこらしたメニューが嬉しかった。
「喜んでもらえたみたいで嬉しいよ」
「すごく美味しかったし、何より楽しかったです。ありがとうございました」
そう言ってお皿を片付けるために立ち上がる。後片付けをしようと思ったのだ。
けれどそれに晃輝がストップをかけた。
「片付けは俺がするよ。芽衣はソファでくつろいでて」
「え? そういうわけにはいきません」
彼には夕食の準備をしてもらったのだ。当然芽衣が片付けをするべきだろう。
「晃輝さんこそ、くつろいでいてください」
すると晃輝がなにやら深刻な表情になった。
「芽衣、俺、これから一緒に生きていくにあたって重要なことを伝えるのを忘れていた。話があるから座ってくれる?」
その言葉に芽衣はドキッとしながら座り直した。
彼と生きていくという決意は並大抵の気持ちで下したわけではない。今さらなにを聞かされても揺るがない自信はあるけれど晃輝の表情が深刻なのが気になった。
「……はい」
背筋を正して答えると、彼は真剣な表情のまま口を開いた。
「結婚したら、一緒に住むことになる。このマンションでもいいし芽衣の好きな場所に住み替えてもかまわない。俺はなんでも芽衣に合わせる。でもひとつだけお願いがあるんだ」
「はい」
ひとつだけ、ということは余程のことなのだと思い芽衣はこくりと喉を鳴らした。
「俺が陸にいる時は、家事はすべて俺にやらせてほしい」
「——は?」