女嫌いな年下のおとこのこ
「お疲れ様です」
「あー、ありがとう。丁度何か飲みたかったんだ」
飛鳥が淹れてくれたコーヒーを飲みながら背もたれに体を預け、ふうと短い息を吐く。
「目処立ちましたか?」
「うん。飛鳥くんもキリがいいところで帰りなよ」
フロアを見渡せば休日出勤組もほぼ居なくなっている。
聖達の部署に至っては飛鳥と2人だけだ。
「そうします。後は週明けでいいかと思うので」
「そうした方がいいね。あ、代休も申請できるからね」
「白河さんは申請しますか?」
「私は…どうだろう。余裕があれば?」
「相変わらずですね」
くすりと飛鳥が笑い、その後ゆっくりと彼の視線か下の方に落ちていく。