女嫌いな年下のおとこのこ



「瑞希くん、明日の予定って何?初耳なんだけど」
「はあ?お前が土産で持ってきた酒で一杯やるっつったろ。快気祝いだわ」
「あー、それか…」


明確に日程を決めたわけではないけど約束をしたといえばしたなと思い至る。


「つーわけでガキの出る幕はねえんだわ。こいつは連れていく」
「瑞希くん言い方!ごめんね飛鳥くん、また週明けにね!」


腕を引かれながらも頭を下げ、あれよという間に外へ連れ出された。

瑞希とは身長差がある上に脚の長さも違うのでそれでズンズンと進まれたら小走りにならざるを得ず、少し経った頃に足の痛みを訴えるとようやくそこで歩みを止めてくれた。

そして目尻をこれでもかと吊り上げてこちらを向き声を上げる。


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