【電子書籍化決定】改題/犬猿の仲の狼王子から、なぜか求愛されています!?(旧題/関係を終わらせる勢いで留学して数年後、犬猿の仲の狼王子がおかしいことになっている)
「知らなかったわ……」
「それに気付いていないのは、君だけだった」
「えっ」
「俺の気持ちも、それを応援しようとするディオラ公爵家や王宮の者たちの応援も、国内どころか他国にまで筒抜けだ」
「他国にまで……! どうして!?」
シェスティは愕然とした。
「俺があまりにも分かりやすかったからだ」
いったいどこが、と思いかけてシェスティは考えがすぐに変わった。
(その赤面を見ていると、確かにそうよね……)
視線を逃がした彼は、まるで恋する乙女だ。
よく顔が赤くなっているなと思っていたが、それに気付かなかった自分にもシェスティは呆れる。
いや、めちゃくちゃ恥ずかしい。
「その顔、俺のことを意識してくれると取ってもいいんだよな? 俺を見た時に君は、初めて見る憧れの視線を向けてくれていた」
「っ」
俯いて頬を両手で押さえた矢先、不意にかけられた言葉に、シェスティの胸が大きくはねた。
見惚れていたことが、バレていた。
「それに気付いていないのは、君だけだった」
「えっ」
「俺の気持ちも、それを応援しようとするディオラ公爵家や王宮の者たちの応援も、国内どころか他国にまで筒抜けだ」
「他国にまで……! どうして!?」
シェスティは愕然とした。
「俺があまりにも分かりやすかったからだ」
いったいどこが、と思いかけてシェスティは考えがすぐに変わった。
(その赤面を見ていると、確かにそうよね……)
視線を逃がした彼は、まるで恋する乙女だ。
よく顔が赤くなっているなと思っていたが、それに気付かなかった自分にもシェスティは呆れる。
いや、めちゃくちゃ恥ずかしい。
「その顔、俺のことを意識してくれると取ってもいいんだよな? 俺を見た時に君は、初めて見る憧れの視線を向けてくれていた」
「っ」
俯いて頬を両手で押さえた矢先、不意にかけられた言葉に、シェスティの胸が大きくはねた。
見惚れていたことが、バレていた。