極愛〜狙われたら最後〜


そして組員を中に入れて、他の服やパソコンなどを運び出した。

「重っ! 何入ってんすかこれ」

若い衆が武器の入ったバッグを持って騒いでいる。

「いいから黙って運べ」

「うす」

コイツらが馬鹿で良かった。
将臣なら俺を無視して中を確認したかもしれない。

将臣は俺が結婚すると言えば驚いてはいたが、まぁ嬉しそうではあった。

ただまだ雫のことを信用はしていないようだ。

それもそうだよな。
昨日の今日で。

親父は手放しで喜んでたが。

子供は期待すんなよとだけ言ったら、なんとなく察したようだった。

別にうちの組は血縁じゃなくても実力さえあればトップに立てる。

俺たちはたまたまこうして若頭と側近というポジションについただけ。

結婚していても子供がいない夫婦はこの組にゴロゴロいるから珍しくない。

将臣もそうだ。
若くして結婚したがあそこも子供はいない。
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