極愛〜狙われたら最後〜
そして俺の部屋に荷物を運んで撮った写真を雫の仕事用の携帯に送る。

クククク。

きっと雫のことだから、ここまでされて頭にきているかもしれない。

迎えに行こう。

将臣を連れて迎えに行けば案の定睨まれる。
そんな姿もすっかり俺には可愛く見えてしまう。

美人が睨むとなかなか迫力あるな。

はやく俺を好きになってくれないだろうか。

そんな思いとは裏腹に、名前すら呼んでもらえない。

クソ。
思い通りにいかねぇ。

紙切れ一枚役所に出したからって俺たちは何も変わらないのか。

俺だけが喜んでいて苛立ちが先行する。

今手を出したら俺はたぶん乱暴に抱いてしまう。
それは避けたい。

そんな風に雫を抱きたくない。

その日はなんとか苛立ちを隠しながら一晩を悶々としながらやり過ごした。

< 118 / 268 >

この作品をシェア

pagetop