極愛〜狙われたら最後〜
そして将臣さんは一度病室に入って龍臣に断りを入れて帰って行った。

「半沢」

するとしばらくして病室から龍臣が半沢を呼んだ。

「へい。お呼びで」

半沢は私をチラッと見る。
私が頷いて見せれば一人で中に入って行った。

そしてまたドアが開いて半沢が出てきた。

「姐さん。帰れとの事です」

「そう…」

「それから…二度と来るなと…」

なんなの本当に。
どんだけ女嫌いなのよ。

「半沢。ひとつ聞きたいことがあるわ」

「なんなりと」

「女が嫌いなのはわかったわ。それでも相手が必要な時はあったのよね?」

「あ…はい」

そうよね。
道具って言ってたもの。

「もし龍臣が他の女を呼ぶような事があったら私を呼んで」

「え? いや…でも…」

乱暴するかもしれないって事よね。

「いいから。目見えてないんでしょ? 私が全部相手する。他の組員にもちゃんと伝えて」

「よ、よろしいんですか?」

「いいから。これは絶対よ」

他の女になんて任せられるわけがない。
どんなに乱暴されてもいい。

この身体は龍臣のものだ。
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