極愛〜狙われたら最後〜
私も私でこうやって強引にされるのがなんだかんだで嬉しかったりする。

自分がそういうタイプだったとは龍臣に出会うまで知らなかった。

こうして強引に求められる度に、龍臣が私に夢中になってるみたいで、それを見たくてわざと嫌がるふりをしてしまったり。

私をベッドに押し倒して跨り服を脱ぐ龍臣。
電気も付けずに暗い部屋で月明かりに照らされ浮かび上がる見事な身体。

そしてギラっと情炎の炎に包まれた漆黒の瞳が私を射抜く。

「ほら。言えよ。本当はどうして欲しい?」

「…言わない」

ほら。私の口はこんな事を言う。

すると妖艶に笑ったかと思えば噛み付くようなキスが落とされた。

この身体は龍臣のもの。
心も全て。

私は龍臣のものだ。

それでもこのくらいは許してよね。
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