バツイチ美女と 御曹司
その後ホテル・ラ・ルミエール東京に
関しては、
≪ルミエールの妖精≫
という言葉を受けて、
親会社の結城グループの取締役専務である
研吾が、その契機を逃さず早速イベントに
結び付けるようにと支配人に指示があり、
なぜかマリも駆り出されてしまった。

支配人、研吾、マリ、裕の四人で粗案を練る
ことになったのだ。裕は

「なんで俺たちも入ってんだよ」

と呟いていたが、研吾にはスイートルームに
置く重箱の件を後押ししてもらった手前、
大きな声では言えなかったようだ。

そこでマリは

「八月の後半くらいに子供向けのイベントを
≪ルミエールの妖精≫絡みで考えては
どうでしょう?
例えば妖精ピックを庭のどこかに隠して
おいて場所を特定するような謎解きを
楽しみながら宝探しのようにピックを
探して全部見つけたら特別なルミエール
の妖精をもらえるというのを、
スイーツとドリンクを組み合わせて
やるのはどうですか?
特別な妖精を作るのはちょっと大変かも
しれませんが…子供たちはきっと喜び
そうですよ。
カップルには、レストランの夕食と宿泊も
セットにしてもいいかもしれませんね」

と言ったら、それいいねということになった

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