蒼い空の下で愛を誓う〜飛行機を降りたパイロットはただ君を好きなだけの男〜
翌朝私も彼も朝のまどろみの時間を楽しみ、ゆっくりとブランチをとり出勤した。
一緒に出勤しようと言われるが、積極的に彼との関係を明かしたい訳ではなくやんわりと断った。けれど彼はコソコソする必要はないといつもより強く、そして耳元で「俺が守るから」と言われ私は頷くしかできなかった。
彼と電車に乗り、揺れた拍子に手を握られた。そしてそのまま空港に着いてしまった。入り口に着くまで手を握られ私は恥ずかしくて顔を上げられなかった。
誰にも会うことなく思っていたよりも気が付かれないものなのだなと内心ホッとして更衣室で着替えていると後ろから未来ちゃんに声をかけられた。
「悠里さん! 桐生さんと付き合っているんですか?」
思わず固まってしまい何も言えずにいると興奮したように未来ちゃんは話を続けてきた。
「電車の中で悠里さんを見かけたので声をかけようかと思ったら隣に見たことがある人がいると思って。誰かわからなかったけどここまで来てやっとわかりました。桐生さんだって」
ハッと我にかえり、口に人差し指を当てた。
「未来ちゃん、みんなには……」
「わかっています。悠里さんがパイロットと付き合っても自慢したい訳ではないって」
「ありがとう」
「でも堂々と出勤してきたってことは結婚間近ってことですか?」
未来ちゃんは着替えもせず興奮したままだ。私は小さく頷くと、小声できゃーっと喜びの声を上げてくれた。そんな様子に恥ずかしいけど嬉しくなってしまう。
「まだ誰にも言ってないの」
「わかってます。秘密にします。でも悠里さんだけの秘密を明かしたのはフェアじゃないですね。実は私結城さんと付き合ってます」
さらりとそんなことを言いながら着替え始めた彼女。今度は私が驚く番だった。
一緒に出勤しようと言われるが、積極的に彼との関係を明かしたい訳ではなくやんわりと断った。けれど彼はコソコソする必要はないといつもより強く、そして耳元で「俺が守るから」と言われ私は頷くしかできなかった。
彼と電車に乗り、揺れた拍子に手を握られた。そしてそのまま空港に着いてしまった。入り口に着くまで手を握られ私は恥ずかしくて顔を上げられなかった。
誰にも会うことなく思っていたよりも気が付かれないものなのだなと内心ホッとして更衣室で着替えていると後ろから未来ちゃんに声をかけられた。
「悠里さん! 桐生さんと付き合っているんですか?」
思わず固まってしまい何も言えずにいると興奮したように未来ちゃんは話を続けてきた。
「電車の中で悠里さんを見かけたので声をかけようかと思ったら隣に見たことがある人がいると思って。誰かわからなかったけどここまで来てやっとわかりました。桐生さんだって」
ハッと我にかえり、口に人差し指を当てた。
「未来ちゃん、みんなには……」
「わかっています。悠里さんがパイロットと付き合っても自慢したい訳ではないって」
「ありがとう」
「でも堂々と出勤してきたってことは結婚間近ってことですか?」
未来ちゃんは着替えもせず興奮したままだ。私は小さく頷くと、小声できゃーっと喜びの声を上げてくれた。そんな様子に恥ずかしいけど嬉しくなってしまう。
「まだ誰にも言ってないの」
「わかってます。秘密にします。でも悠里さんだけの秘密を明かしたのはフェアじゃないですね。実は私結城さんと付き合ってます」
さらりとそんなことを言いながら着替え始めた彼女。今度は私が驚く番だった。