蒼い空の下で愛を誓う〜飛行機を降りたパイロットはただ君を好きなだけの男〜
「無事に到着したな」

「はい、お陰様で迷うことなく到着しました」

くすっと笑うと彼も笑顔になった。

「イタリアンなんだがおすすめのコースでいいか?」

「はい」

「俺は明日スタンバイだから飲めないが、悠里ちゃんは飲むといいよ。ここは美味しいワインが置いてあるんだ」

彼が明日の乗務のために飲まないのに私だけ飲むなんてできるわけがない。

「私もノンアルコールでいいです」

「そうか? じゃあペリエを2つお願いします」

改めて向かい合わせに座ると先ほどまで電話で話していたのにまた緊張してきてしまった。
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