蒼い空の下で愛を誓う〜飛行機を降りたパイロットはただ君を好きなだけの男〜
「悠里ちゃんに以前、肩書きも何もない俺個人を見てほしいと言った。でも肩書きのなくなった俺に何が残るんだろうと反対に考えさせられたよ」
「そんな……」
「俺に残されたものはなんだろうな。悠里ちゃんには優しさも気遣いもある。さっき話していたようにステップアップするための努力もできる。可愛いし、コミュニケーション能力も高い。俺にはないものばかりだ」
桐生さんは自分を卑下しているけれど彼にないものなんてないと思う。もちろんパイロットとしての仕事は素晴らしいと思う。でもそれを抜きにしても彼は物事をスマートに考えられるし、周囲をよく見ている。仕事中クールな印象はあるが、困っている人がいればさりげなく助けている。反対に叱咤しているところも見かけるが、他人に注意できる人はその人のことを本当に考えてあげられる人なのだと思う。お茶目な一面があったり、美味しいものが大好きだったり色々な面を見るたびに魅力的な人だと感じている。
「私は桐生さんは魅力的な人だと思いますよ」
心の底から感じた気持ちを素直に言葉に出した。
「俺は悠里ちゃんが好きだよ。君の特別になりたい。俺の特別になって欲しい」
不意に足を止めると私の方に向き直り、お互い向かい合わせになった。彼は私の顔を見つめるとまたもう一度言った。
「好きだ」
ストレートな言葉に息を飲んだ。
「そんな……」
「俺に残されたものはなんだろうな。悠里ちゃんには優しさも気遣いもある。さっき話していたようにステップアップするための努力もできる。可愛いし、コミュニケーション能力も高い。俺にはないものばかりだ」
桐生さんは自分を卑下しているけれど彼にないものなんてないと思う。もちろんパイロットとしての仕事は素晴らしいと思う。でもそれを抜きにしても彼は物事をスマートに考えられるし、周囲をよく見ている。仕事中クールな印象はあるが、困っている人がいればさりげなく助けている。反対に叱咤しているところも見かけるが、他人に注意できる人はその人のことを本当に考えてあげられる人なのだと思う。お茶目な一面があったり、美味しいものが大好きだったり色々な面を見るたびに魅力的な人だと感じている。
「私は桐生さんは魅力的な人だと思いますよ」
心の底から感じた気持ちを素直に言葉に出した。
「俺は悠里ちゃんが好きだよ。君の特別になりたい。俺の特別になって欲しい」
不意に足を止めると私の方に向き直り、お互い向かい合わせになった。彼は私の顔を見つめるとまたもう一度言った。
「好きだ」
ストレートな言葉に息を飲んだ。