ハイスぺ年下救命医は強がりママを一途に追いかけ手放さない
一度離れて暮らすというのを決めたのは私だ。琴絵さんとのこと、真優紀の環境、私自身の気持ち。すべてが大事だから、このままなし崩しに同居し円城寺姓になるのではなく、新しい形で家族を始めたかった。
やっと気持ちが通じた私と和馬には寂しいことだけれど、けじめでもある。
覚悟を持って家族になるため、身辺を整理し、新しい場所でスタートするのだ。
カレーにハンバーグ、餃子にローストチキン。細々したお惣菜の数々。そして四号の小さめホールケーキ。ずらりと食卓に並べると真優紀が早くも席に着こうとぱたぱた駆け寄ってきた。ちなみに私の料理中に和馬と真優紀はお風呂を済ませてくれている。
「和馬の好きなもの、もっと作りたかったんだけど、真優紀が寝ちゃいそうだしね」
「いや、充分すぎるよ。ありがとう、月子。こんな誕生日いつ以来かな」
和馬が目を細める。私たちが付き合っていた期間はたった七ヶ月ちょっと。和馬の誕生日を祝うことはできなかった。だからこそ、今日はしっかりお祝いをしたかっ
「さあ、食べましょう。真優紀もたくさん食べようね」
「たらきまーしゅ」
真優紀は椅子に座るなりぱちんと手を合わせて挨拶をした。
三人でお腹いっぱいになるまで食べた。ケーキにろうそくをともすと、保育園で見たのか真優紀が吹き消そうとする。慌てて和馬が一緒に吹き消した。
眠くなった真優紀を和馬が寝かしつけている間に、私は洗い物を済ませ、二人分のコーヒーを淹れた。戻ってきた和馬が席に着いて、微笑んだ。
「あっと言う間に寝ちゃったよ。やっぱり遊び疲れたんだな」
やっと気持ちが通じた私と和馬には寂しいことだけれど、けじめでもある。
覚悟を持って家族になるため、身辺を整理し、新しい場所でスタートするのだ。
カレーにハンバーグ、餃子にローストチキン。細々したお惣菜の数々。そして四号の小さめホールケーキ。ずらりと食卓に並べると真優紀が早くも席に着こうとぱたぱた駆け寄ってきた。ちなみに私の料理中に和馬と真優紀はお風呂を済ませてくれている。
「和馬の好きなもの、もっと作りたかったんだけど、真優紀が寝ちゃいそうだしね」
「いや、充分すぎるよ。ありがとう、月子。こんな誕生日いつ以来かな」
和馬が目を細める。私たちが付き合っていた期間はたった七ヶ月ちょっと。和馬の誕生日を祝うことはできなかった。だからこそ、今日はしっかりお祝いをしたかっ
「さあ、食べましょう。真優紀もたくさん食べようね」
「たらきまーしゅ」
真優紀は椅子に座るなりぱちんと手を合わせて挨拶をした。
三人でお腹いっぱいになるまで食べた。ケーキにろうそくをともすと、保育園で見たのか真優紀が吹き消そうとする。慌てて和馬が一緒に吹き消した。
眠くなった真優紀を和馬が寝かしつけている間に、私は洗い物を済ませ、二人分のコーヒーを淹れた。戻ってきた和馬が席に着いて、微笑んだ。
「あっと言う間に寝ちゃったよ。やっぱり遊び疲れたんだな」