仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです
「沙羅ちゃん、おめでとう!」
まず花束を持って来てくれたのは、太一と里香夫妻だ。
なんと、雫ちゃんもベビー用のドレスで来てくれている。
「太一さん、里香さん、雫ちゃん、ありがとうございます。」
「兄さん、里香さん、来てくれてありがとう。」
友人の まりか はまるで自分のことのように涙をポロポロ流している。
「沙羅、良かったよね…いろいろあったけど、幸せになれたね…良かった良かった…」
篠宮蓮と茜夫妻もお祝いに駆けつけた。
「霧島さん、沙羅さん、おめでとうございます。」
最初は蓮に裏切られた沙羅だったが、今思えば蓮の裏切りが無ければ、北斗と知り合うことはなかったはずだ。
そう考えるとある意味キューピット?だったのかも知れない。
驚いたのは高柳だ。
なんと、あの城ケ崎京子と一緒に来ているではないか。
「北斗、沙羅さん、おめでとうございます。」
北斗が少しニヤニヤとしながら高柳に話し掛けた。
「おい、なんでお前が城ケ崎さんと一緒に来ているんだよ」
「つい最近なんだけどな…ご想像の通りで付き合う事になったんだ。」
高柳はいつも通りに話をしているが、よく見ると耳が赤くなっている。
その他にも、多岐さん、運転手の庄司さん、キャロルなど沢山の人がお祝いに駆けつけてくれたのだ。
「北斗さん、なんだかとっても幸せですね。」