仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです
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「雫、危ないから歩きまわっちゃダメよ。」
早い物で太一と里香の愛娘である雫はもう3歳になった。
ちょこちょこ歩きまわる危ない時期になっている。
今日は以前に来た霧島家の別荘でバーベキューの予定だ。
今回も北斗と沙羅が先に到着して買い物をする予定だった。
スーパーで買い物を済ませた北斗たちが別荘に戻って来た。
「北斗、今回はもう炭の用意が出来ているぞ、食材を切ったらすぐにバーベキューを始めるぞ!」
今回は多岐が来ていない。
ここのところ多岐はぎっくり腰になり、バーベキューはパスすると言っていたのだ。
里香と沙羅は野菜を洗って切り分けた。
肉を用意して串に刺そうと思った時のことだった。
バタンと音がしたので里香が振り返ると、沙羅が倒れているではないか。
「沙羅ちゃん、どうしたの!大丈夫!」