仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです
翌日、太一と里香が雫を連れてお祝に病院に来てくれた。
「沙羅ちゃん、おめでとうございます。」
里香の真似をして雫もお話しする。
「さーらーちゃーん、おめでとう。」
沙羅は笑顔で雫の顔を見る。
「雫ちゃん、ありがとう。」
里香は沙羅の顔を覗き込んだ。
「沙羅ちゃん、今幸せでしょ?沙羅ちゃん達はいろいろあったけど、お互いの気持ちで乗り越えて来たんだよね。本当に良かったねおめでとう。」
確かに里香の言う通りだ。
太一と里香夫婦には何度助けてもらったか分からないほどだ。
恐らく太一達がいなかったら、北斗と結ばれることは無かっただろう。
本当に恩人の二人だ。