仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです
「城ケ崎さん、おはようございます。」
高柳は時間ピッタリに約束の場所に現れた。
「お…おはようございます。」
城ケ崎は車に乗り込むと、すぐに何か小さな包みを高柳に渡した。
「あの…これは、送って頂く御礼です。おにぎりですが、良かったら食べてください。」
高柳は包みを開けると、そこには小さなおにぎりが2つ綺麗に包まれていたのだった。
「これ、今頂いても良いですか?」
「は…はい。」
おむすびを口に入れる高柳を、京子は心配そうに見ている。
「うまい…これは美味しいですね。」
高柳の返事を聞いて京子は微笑むのだった。