仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです
婚約発表
今日も朝から高柳と社長はスケジュールの打ち合わせだ。
「社長、来週のアジアングループ全社で行われる総会の後はパーティーが行われるようですが、社長お一人の参加でよろしいでしょうか?」
「いや…今回は七海さんにも参加してもらおうと思う。」
まさか自分の名前が出ると思っていなかった沙羅が驚きの声をあげる。
「わ…わたしも…参加するのですか!」
「今回はグループ会社が全部集まる良い機会だから、七海さんと婚約の発表もしようと思っている。」
「…っな…そんな!」
北斗は涼しい顔で話をしているが、沙羅は開いた口が塞がらないほど驚いている。
アジアングループの総会とパーティーいえば、マスコミも取材にくるほど盛大なものだ。
政財界の重鎮も参加するくらいなのだ。
そこで婚約を発表するなんて、とんでもないことになってしまう。