仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです

バーベキュー


久しぶりに寛ぐ休日の午後。
北斗と沙羅は多岐の淹れてくれたアフタヌーンティーを味わっていた。

「沙羅、そういえば兄さんたちにお世話になったお礼をしたいと言ってたよな。何が良いと思う?」


「そうですねぇ。何か品物を差し上げるより、何か楽しい事にお誘いしてはいかがでしょうか。」


北斗は顎に手を当てて考える。
考え事をするときに北斗は顎に手を当てるのが癖のようだ。


「そうだ、バーベキューなんてどうかな。うちの別荘にバーベキューが出来るところがあるんだ。昔は兄さんとよく連れて行ってもらったんだ。」


「それは楽しそうですね。別荘にバーベキュー施設なんて豪華で素敵です。」


それを聞いた多岐が話に加わった。


「そうそう、坊ちゃまたちは小さい頃よく旦那様と奥様のご家族でバーベキューに行ってましたね。私もご一緒させて頂いてそれはそれは楽しいバーベキューでした。肉の取り合いで喧嘩なさって、今でもその光景が目に浮かぶようです。」



早速、北斗は兄の太一に連絡したようだ。
どうやら話がはずんでいるようで、太一達も喜んでくれそうだ。


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