仕返しのつもりだったのに、溺愛されているようでなんだか幸せです
「兄さん!おめでとう。待望のジュニア誕生かぁよかったな。」
太一と里香は嬉しそうにコクコクと頷いている。
多岐も喜んで涙まで流している。
「太一坊ちゃま…おめでとうございます。これでもう多岐は思い残すことはありません。」
太一は多岐のコメントに突っ込みを入れた。
「多岐、おいおいまるでもう天国にいくようなセリフは止めてくれ。まだまだこれから北斗のジュニアも見ないとならないぞ。」
太一の言葉に沙羅は心臓がドクリとした。
北斗さんと私の子供なんてまだ考えられない。
でも、きっと北斗さんに似たら可愛い赤ちゃんが生まれるだろうな。
考え事をしている沙羅に里香が声をかけた。
「沙羅ちゃん、なにニヤニヤしているの?次は私の番とかおもっていたでしょう。」
「そ…そんなこと…考えていませんよ。」