女王陛下は溺愛禁止!
「ひゃあ!」
エアが大袈裟に声を上げる。
「神に対して、ひどくない?」
エアはぷんぷんと怒る。
アンジェリアは気が付いた。
「短剣が飛んでこないな。一度にひとつしか操作できないのか、見える範囲のものしか動かせないのか」
「さきほどは短剣を操ると同時に私を魔力で押さえていました。同時操作はできても見える範囲のものしか動かせないのでしょう」
ラドウィルトの言葉に、アンジェリアは頷く。
「エアは物を動かせるか」
「今は無理だよ。力が制限されてるから」
「そうか。とにかくあいつを大人しくさせなくては……」
「人間には疲労があるじゃん。ほうっておいてもそのうち疲れてなにもできなくなるでしょ」
「その前に我らが死ぬ」
「めんどうだなあ、人間って」
「第一、あやつが疲れたころには我々も疲れているのだぞ」
「そっかあ」
エアはのんきにそう答える。
そのとき、隠れていた岩が砕かれ、衝撃にアンジェリアたちは地面に投げ出された。
「岩を破壊したのか」
アンジェリアは唸る。
空に浮いていた剣が、アンジェリアに飛ぶ。とっさによけても追うように飛んでくる。
「陛下!」
「アンジェリア!」
ラドウィルトがアンジェリアをかばうために飛び出し、エアが叫ぶ。
エアが大袈裟に声を上げる。
「神に対して、ひどくない?」
エアはぷんぷんと怒る。
アンジェリアは気が付いた。
「短剣が飛んでこないな。一度にひとつしか操作できないのか、見える範囲のものしか動かせないのか」
「さきほどは短剣を操ると同時に私を魔力で押さえていました。同時操作はできても見える範囲のものしか動かせないのでしょう」
ラドウィルトの言葉に、アンジェリアは頷く。
「エアは物を動かせるか」
「今は無理だよ。力が制限されてるから」
「そうか。とにかくあいつを大人しくさせなくては……」
「人間には疲労があるじゃん。ほうっておいてもそのうち疲れてなにもできなくなるでしょ」
「その前に我らが死ぬ」
「めんどうだなあ、人間って」
「第一、あやつが疲れたころには我々も疲れているのだぞ」
「そっかあ」
エアはのんきにそう答える。
そのとき、隠れていた岩が砕かれ、衝撃にアンジェリアたちは地面に投げ出された。
「岩を破壊したのか」
アンジェリアは唸る。
空に浮いていた剣が、アンジェリアに飛ぶ。とっさによけても追うように飛んでくる。
「陛下!」
「アンジェリア!」
ラドウィルトがアンジェリアをかばうために飛び出し、エアが叫ぶ。