女王陛下は溺愛禁止!
目覚めたアンジェリアは、見知らぬ空間にいた。
どこからともなく明かりが差し込んで明るい。水晶の花々が咲き乱れ、きらきらと輝いている。
外のようでも室内のようでもなく、どういう場所なのかまったくわからない。
「アンジェリア」
聞きなれた声に体を起こすとエアがいた。
アンジェリアはほっとして彼に問う。
「無事で良かった、みんなは?」
エアは驚いたあと、苦笑を見せた。
「俺のことも心配してくれたんだ」
「当然だ」
「ラドウィルトが大切なんだろう? だったら最優先は彼じゃないの?」
「私にはみんな大切なんだ」
「きれいごとじゃない?」
「違う。おそらく人間にとっては普通のことだ」
「ふうん。俺はアンジェリアしか見てない。君以外いらない」
エアは断言し、アンジェリアを抱きしめる。
「あと少しで愛を誓ってくれたのに。あいつ、邪魔しやがって」
「エア?」
「愛してる。ずっとずっと愛して来た。これからも愛してる。今世はまだ早かったみたいだ。遅かった、の間違いかな? だからまた待つことにした」
言い置いて、彼はアンジェリアから離れた。
「どういうことだ?」
「わからなくていい。俺が待つだけだから。だけど今度——たら、大人になるのを待たない。最初っから溺愛することに決めた」
「やめてくれ」
アンジェリアは即答した。
どこからともなく明かりが差し込んで明るい。水晶の花々が咲き乱れ、きらきらと輝いている。
外のようでも室内のようでもなく、どういう場所なのかまったくわからない。
「アンジェリア」
聞きなれた声に体を起こすとエアがいた。
アンジェリアはほっとして彼に問う。
「無事で良かった、みんなは?」
エアは驚いたあと、苦笑を見せた。
「俺のことも心配してくれたんだ」
「当然だ」
「ラドウィルトが大切なんだろう? だったら最優先は彼じゃないの?」
「私にはみんな大切なんだ」
「きれいごとじゃない?」
「違う。おそらく人間にとっては普通のことだ」
「ふうん。俺はアンジェリアしか見てない。君以外いらない」
エアは断言し、アンジェリアを抱きしめる。
「あと少しで愛を誓ってくれたのに。あいつ、邪魔しやがって」
「エア?」
「愛してる。ずっとずっと愛して来た。これからも愛してる。今世はまだ早かったみたいだ。遅かった、の間違いかな? だからまた待つことにした」
言い置いて、彼はアンジェリアから離れた。
「どういうことだ?」
「わからなくていい。俺が待つだけだから。だけど今度——たら、大人になるのを待たない。最初っから溺愛することに決めた」
「やめてくれ」
アンジェリアは即答した。