女王陛下は溺愛禁止!
「明日の舞踏会は大人しく宮の奥に待っていよ」
「えー、そんな楽しそうなの、俺も行きたい」
「まったくもって楽しくないぞ。あんな苦行をしたいとは変わっておるな」
「じゃあいいや」
エアはあっさりとあきらめたようだった。
「部屋に戻れ」
「お菓子くれるなら戻る」
「メイドに届けさせます。むやみと女性を口説くならば渡しません」
ラドウィルトが言うと、エアは目を輝かせた。
「ケーキ? パイ? チョコレートってやつおいしかった!」
「厨房に確認して届けさせます」
「わかった」
答えた直後、エアはぱっと姿を消した。
「あれも神の力なのか……? 道化としたのは名采配だったな」
「よく手元に置く気になられましたね」
「実を言うと、再封印に自信がない」
ラドウィルトは片眉を上げたが、驚いた様子はなかった。
「まだしばらくは様子を見て参りましょう。神官にエアと名乗る神についての文献も調べさせております」
「頼んだ」
アンジェリアは部屋の前でラドウィルトと別れて中に入る。
ベッドの下から箱を引っ張り出して中の本を手に取り、にんまりと笑った。
「えー、そんな楽しそうなの、俺も行きたい」
「まったくもって楽しくないぞ。あんな苦行をしたいとは変わっておるな」
「じゃあいいや」
エアはあっさりとあきらめたようだった。
「部屋に戻れ」
「お菓子くれるなら戻る」
「メイドに届けさせます。むやみと女性を口説くならば渡しません」
ラドウィルトが言うと、エアは目を輝かせた。
「ケーキ? パイ? チョコレートってやつおいしかった!」
「厨房に確認して届けさせます」
「わかった」
答えた直後、エアはぱっと姿を消した。
「あれも神の力なのか……? 道化としたのは名采配だったな」
「よく手元に置く気になられましたね」
「実を言うと、再封印に自信がない」
ラドウィルトは片眉を上げたが、驚いた様子はなかった。
「まだしばらくは様子を見て参りましょう。神官にエアと名乗る神についての文献も調べさせております」
「頼んだ」
アンジェリアは部屋の前でラドウィルトと別れて中に入る。
ベッドの下から箱を引っ張り出して中の本を手に取り、にんまりと笑った。