女王陛下は溺愛禁止!
「レイジェリーナ。どうした」
アンジェリアは思わず席を立つ。
「急に申し訳ございません」
レイジェリーナはおくるみを抱えていて、大公子息である夫のマリオン・アリード・インファナティアが同行していた。ラドウィルトは彼女らを招き入れ、ドアを閉める。
マリオンはアンジェリアに優雅に一礼をし、アンジェリアは頷いて応じた。
レイジェリーナが口を開く。
「なにやら大変なご様子と伺い、心配でつい参じてしまいました」
「我が妹は相変わらず心優しい」
アンジェリアは嬉しそうに頬をゆるめる。
「わあ、美人さん!」
エアが口をはさみ、レイジェリーナは首をかしげた。
「姉上、この者は?」
「道化のエアだ。神を自称している」
「神、ですか」
目をぱちくりさせるレイジェリーナにエアはうっとりと首を傾ける。
「アンジェリアに似た金色の髪に青い瞳、ほれぼれしちゃう」
「隣の男性が夫だ。人妻を口説くなよ、封印するぞ」
「そ、そんなことしないよ!」
釘を刺されたエアは慌てて背を伸ばす。
「マリオン殿、こやつに悪意はない。笑って許していただけるとありがたい」
「道化とはそういうもの。承知しております」
マリオンは深々と頭を下げた。
「先日の舞踏会は急な欠席で申し訳ございません。この子が熱を出してしまいまして」
レイジェリーナの謝罪にアンジェリアは笑みを返す。
アンジェリアは思わず席を立つ。
「急に申し訳ございません」
レイジェリーナはおくるみを抱えていて、大公子息である夫のマリオン・アリード・インファナティアが同行していた。ラドウィルトは彼女らを招き入れ、ドアを閉める。
マリオンはアンジェリアに優雅に一礼をし、アンジェリアは頷いて応じた。
レイジェリーナが口を開く。
「なにやら大変なご様子と伺い、心配でつい参じてしまいました」
「我が妹は相変わらず心優しい」
アンジェリアは嬉しそうに頬をゆるめる。
「わあ、美人さん!」
エアが口をはさみ、レイジェリーナは首をかしげた。
「姉上、この者は?」
「道化のエアだ。神を自称している」
「神、ですか」
目をぱちくりさせるレイジェリーナにエアはうっとりと首を傾ける。
「アンジェリアに似た金色の髪に青い瞳、ほれぼれしちゃう」
「隣の男性が夫だ。人妻を口説くなよ、封印するぞ」
「そ、そんなことしないよ!」
釘を刺されたエアは慌てて背を伸ばす。
「マリオン殿、こやつに悪意はない。笑って許していただけるとありがたい」
「道化とはそういうもの。承知しております」
マリオンは深々と頭を下げた。
「先日の舞踏会は急な欠席で申し訳ございません。この子が熱を出してしまいまして」
レイジェリーナの謝罪にアンジェリアは笑みを返す。