女王陛下は溺愛禁止!
直後、彼は扉に耳を当てているメイドを見つける。
「君、この前の」
「——っ!!」
眼鏡のメイドは声にならない悲鳴を上げて逃げ去った。
「あのメイド、なんか変。まあいいか。人間なんてみんな変だし」
エアは腕をぐるんとまわしてからふわふわと飛んで外へ移動していった。
***
あの男はまったく役立たずだったわ。
彼女はリストンの自称王族を思い出し、いらいらと歩く。
アンジェリアに迫っているから役に立つかと目をつけたが、騒ぎを起こした挙句に命を狙われたと言って逃げていく。
あっちの男はどうかしら。
彼女の頭にはアンジェリアとダンスを踊った黒い服の男、クライドの姿が浮かんでいる。
きっと彼なら。
彼女の目がきらりと光った。
***
翌日。
「クライド殿下が襲撃を受けただと?」
ラドウィルトの報告に、アンジェリアは花の形のペンレストに青いガラスペンを置いた。
「君、この前の」
「——っ!!」
眼鏡のメイドは声にならない悲鳴を上げて逃げ去った。
「あのメイド、なんか変。まあいいか。人間なんてみんな変だし」
エアは腕をぐるんとまわしてからふわふわと飛んで外へ移動していった。
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あの男はまったく役立たずだったわ。
彼女はリストンの自称王族を思い出し、いらいらと歩く。
アンジェリアに迫っているから役に立つかと目をつけたが、騒ぎを起こした挙句に命を狙われたと言って逃げていく。
あっちの男はどうかしら。
彼女の頭にはアンジェリアとダンスを踊った黒い服の男、クライドの姿が浮かんでいる。
きっと彼なら。
彼女の目がきらりと光った。
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翌日。
「クライド殿下が襲撃を受けただと?」
ラドウィルトの報告に、アンジェリアは花の形のペンレストに青いガラスペンを置いた。