女王陛下は溺愛禁止!
「まだだ。クライド殿がおいでになるまで待たれよ」
「えー」
お預けを食らって、エアは口を尖らせる。
「もうすぐお越しになるはず……ほら」
言われたエアが顔を上げると、護衛を連れたクライドが歩いてくるのが見えた。
アンジェリアたちは立ち上がって彼を迎える。
彼は四阿に着くと深く一礼した。
「お待たせいたしました。陛下とお茶を共にする栄誉を賜り、ありがたく存じます」
「本日はわが妹が同席します。レイジェリーナ・アリード・インファナティア。インファナティア大公子妃でいらっしゃる」
レイジェリーナは立ち上がり、スカートの裾を摘まんでお辞儀をした。
「滞在中はレイジェリーナが対応しますので、なんなりとお申し付けを」
「陛下に対応していただけないとは寂しい限りでございます」
「陛下は御多忙でございますゆえ」
ラドウィルトが冷然と答え、クライドは口の端を歪めるようにして笑う。
「貴殿が答えるのか」
「陛下の補佐をするのが私の仕事でございます。ご予定を把握しておりますれば、妥当かと」
ラドウィルトは慇懃に頭を下げる。
「ご不快に思われたのなら、私に対する忠心ゆえとお許しいただきたい」
「もちろんでございます」
クライドはにこやかに答える。
「待ちくたびれたよ、早く食べよ!」
待ちきれないエアが言うと、クライドは少し驚いた様子を見せた。
「えー」
お預けを食らって、エアは口を尖らせる。
「もうすぐお越しになるはず……ほら」
言われたエアが顔を上げると、護衛を連れたクライドが歩いてくるのが見えた。
アンジェリアたちは立ち上がって彼を迎える。
彼は四阿に着くと深く一礼した。
「お待たせいたしました。陛下とお茶を共にする栄誉を賜り、ありがたく存じます」
「本日はわが妹が同席します。レイジェリーナ・アリード・インファナティア。インファナティア大公子妃でいらっしゃる」
レイジェリーナは立ち上がり、スカートの裾を摘まんでお辞儀をした。
「滞在中はレイジェリーナが対応しますので、なんなりとお申し付けを」
「陛下に対応していただけないとは寂しい限りでございます」
「陛下は御多忙でございますゆえ」
ラドウィルトが冷然と答え、クライドは口の端を歪めるようにして笑う。
「貴殿が答えるのか」
「陛下の補佐をするのが私の仕事でございます。ご予定を把握しておりますれば、妥当かと」
ラドウィルトは慇懃に頭を下げる。
「ご不快に思われたのなら、私に対する忠心ゆえとお許しいただきたい」
「もちろんでございます」
クライドはにこやかに答える。
「待ちくたびれたよ、早く食べよ!」
待ちきれないエアが言うと、クライドは少し驚いた様子を見せた。