苦手な上司にプロポーズすることになりました
「フか。

 フ……

 フ……

 フライドポテト?」

「いや~、四角いやつなんですけど」

「四角い?
 なんだろうな。

 フ……」

 二人で、フ……と呟きあっていると、バスを降りようとしていた大学生っぽい男がすれ違いざま、

「ハッシュドポテトでは?」
と言ったあと、恥ずかしそうに、すみません、と言った。

 気になって(こら)えきれなくなったようだ。
< 289 / 379 >

この作品をシェア

pagetop