苦手な上司にプロポーズすることになりました
「赤荻由人とやら。
 今ここで、佑茉に永遠の愛を誓え。

 例え、貧乏になろうとも、死ぬ気で働いて、佑茉には裕福な暮らしをさせると誓え。

 佑茉が一瞬でも、後悔するような結婚なら、私が許さない」

 お兄様。
 お気持ち、ありがとうございます。

 ……でもあの、部長は青ざめてるみたいなんですけど。

 部長、なんか適当に頷いてください。

 大丈夫ですっ。
 私は本気にしませんからっ、
と由人を見つめたが、由人はこちらを見ずに覚悟を決めたように言い出した。
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