苦手な上司にプロポーズすることになりました
「そうだな。
 なし崩し的に住んでるからな。

 そういうケジメは大切だよな」

「じゃあ、お戻りになったら、ご連絡ください」

 ああ、わかった、と返事をしてあっさり別れた。

 この間、一分もかかっていなかったと思うので。

 まさか誰かが聞いているなんて、思いもしなかった――。






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