Deception〜私たちの恋の裏にはそれぞれの思惑が渦巻いている〜
「急なので……ちょっと難しいと思います」
「日曜日は?」
「……あ。土曜と同じで十時から六時までコンビニです」
「……そうか」
「あの。月曜日はコンビニが休みなんですけど」
「清掃業はあるよね?」
「はい」
うーん、と言って慧弥が項垂れる。やがて信号が青に変わりアクセルを踏み込んだ。
「あの。来週以降は言われた通りシフトを減らしました。平日だけで土日も祝日も入っていないし」
「うーん……来週でもいいんだけど。早いほうがありがたいと言うか……土曜か日曜のシフトを月曜に回すとか、どちらかを休むっていうのはやっぱり無理かな?」
申し訳なさそうに笑う慧弥と目が合い、ドキドキと心臓が早鐘を打った。彼のこの笑みにはめっぽう弱いのだ。
「て、店長に今確認してみます。ラインで連絡できるので」
「ごめんね」
想乃は店長との個人ラインを開き、すぐさまメッセージを打った。今週末の土日でどちらかを休めないかとお願いすると、少しして返信が得られた。
【日曜日ならいいよ】
あっ、と口を開けてメッセージを読み取る。「日曜日、休めるみたいです」。慧弥に伝えると彼が嬉しそうに顔を綻ばせた。
「じゃあ次のデートは日曜日だね」
「……デート?」
「日曜日は?」
「……あ。土曜と同じで十時から六時までコンビニです」
「……そうか」
「あの。月曜日はコンビニが休みなんですけど」
「清掃業はあるよね?」
「はい」
うーん、と言って慧弥が項垂れる。やがて信号が青に変わりアクセルを踏み込んだ。
「あの。来週以降は言われた通りシフトを減らしました。平日だけで土日も祝日も入っていないし」
「うーん……来週でもいいんだけど。早いほうがありがたいと言うか……土曜か日曜のシフトを月曜に回すとか、どちらかを休むっていうのはやっぱり無理かな?」
申し訳なさそうに笑う慧弥と目が合い、ドキドキと心臓が早鐘を打った。彼のこの笑みにはめっぽう弱いのだ。
「て、店長に今確認してみます。ラインで連絡できるので」
「ごめんね」
想乃は店長との個人ラインを開き、すぐさまメッセージを打った。今週末の土日でどちらかを休めないかとお願いすると、少しして返信が得られた。
【日曜日ならいいよ】
あっ、と口を開けてメッセージを読み取る。「日曜日、休めるみたいです」。慧弥に伝えると彼が嬉しそうに顔を綻ばせた。
「じゃあ次のデートは日曜日だね」
「……デート?」