君との恋は面倒すぎる
試験も終わった12月結果発表の日。

今日の15時合格発表が出る。

家でネットで待機していると、インターホンが鳴る。

配達かな。お母さんのはーいという声が部屋まで聞こえてきて出てくれたことを確認して私は部屋で待機していた。

数分後にはもう結果は出ている。

緊張でさっきから何も考える余裕がない。

蒼空くんの大学は先にもう結果が出ていて、合格が決まっている。

お祝いは私が受かってたら一緒にやろうって決めていて、まだきちんとしたお祝いはしていない。

コンコンと部屋のドアのノックが鳴る。


「はーい」


返事をするとお母さんが顔をのぞかせる。


「どうしたの?」


そう問いかけると少し笑って「日和にお客さん」と言ってドアから避ける。

紗月?心配してきてくれたのかななんて思ってドアを見ていると、廊下側から蒼空くんが入ってくる。


「え?」

「一人で不安なんじゃないかなって思って来た。」


そう言って部屋に入ってくると私の隣に座る。
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