The previous night of the world revolution3〜L.D.〜
女性陣の服を選び終わったら。

次は、本命である。

「さて、お次は男性陣の服を選ぶとしましょうか」

「…」

ルアリスは、とうとう来てしまったか…みたいな顔になっていた。

ごめんな。本当に。

今日だけ付き合ってやってくれ。

「ルアリスさんの服、超ダッサいですからね~。今時、小学生だってもう少しセンスのある服着てますよ」

「…」

ボロクソに貶されるルアリス。

ルレイアの目から見ればそうなのだろうが、俺の目から見れば、ルアリスは至って普通だ。

何度も言うけどな…ルレイアがおかしいんだ。

誰が、全身真っ黒のゴスロリ服で街を闊歩するんだよ。

「さぁ、着きましたよ。ここが俺のお気に入りのお店です」

ルレイアに案内され、連れてこられたのは…先程より更に広いゴスロリショップ。

しかも、こちらは先程の店よりグレードが上がっていた。

というのも。

「ルレイア様、お待ちしておりました」

「はいはい、どうも」

店内に入るなり、店の出入口に控えていた店員達一同が、さっ、と頭を下げた。

めちゃくちゃびっくりした。

「新作入ってます?」

「はい、こちらが今月入ってきた新作のカタログでして…。ルレイア様のサイズの商品はいつも通り、全て取り置きしております」

マジかよ。

ここは…何だ、あれか。ルレイア専用ショップなのか。

気がつくと、俺達が店内に入るなり、店員の一人が出入口を閉めて、closedの看板を出していた。

俺達が買い物を終えるまでは…貸し切りだとでも言うのか。

更に、俺は最悪なことに気がついてしまった。

…この店、黒しかねぇ。
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