Re:Love〜7年越しに愛されて〜


「酔い、覚めた?」
「…悪い」
「…じゃあ、私の告白も覚えてないかな?」


それでも良い。

湊が自分を救ってくれたように、今度は自分が湊を安心させてあげたいと思うから。


「湊くん、私…」


もう一度気持ちを伝えようとしたところで、それを塞ぐように唇を食まれた。

湊の舌が口内を這いずり回り、流れてきた唾液からは強いお酒の味がした。

このままだとこちらが酔ってしまいそうだとふわふわした心地よさに溺れていると、ゆっくりと糸を引きながら唇が離れていった。


「全部覚えてる。日菜の言葉を俺が聞き逃す訳ない」


そう言って体の中に閉じ込められるように抱き締められ、頭を強く押さえられる。


「日菜、嬉しい…夢じゃないよな?日菜、日菜…っ」


何度もその存在を確かめるように名前を呼ばれ、キュウっと切なく胸が締め付けられる。



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