Re:Love〜7年越しに愛されて〜
そんな欲に満ちた醜い感情など日菜子は知らないだろう、彼女はいつだって自分を優しい男だと思い込んでいるから。
日菜子が目を瞑っていて見えないのを良い事に、湊は自身の唇をペロリと舐めゾッとするような笑みを湛えた。
ふくよかな胸を堪能していた手が下へと降り同じくして湊の顔が脚の間に入ってきた瞬間、日菜子はビクッと震えて目を開いた。
「ま、待って…!」
「悪いが聞けねえ。本気で嫌なら蹴り上げるでも何でもして抵抗しろ」
「そんーーんっ、やぁっ…」
湊の手が其処に触れた瞬間、我慢できない快感が次々に襲ってきてどんどん思考が鈍くなっていく。
記憶の中の湊はいつだって優しくて、こんな風に強引に事に及んだ事は一度も無かった。
常に日菜子の体を気遣いながら触れてくれていた。
こんな一方的で、暴力的に与えられる快感なんて知らない。
「ん、んっーーああっ!」
抵抗を忘れあっさりと達してしまえば、それまで脚の間にあった顔が上ってきて唇が重なる。
下の方で何やら衣擦れの音がしたかと思えば、露わになったものが秘部に当てがわれた。
上からも下からもおかしくなりそうな程の快感が押し寄せてきて、助けを求めるように伸ばし行き場を無くした手が宙を舞う。
「っ、日菜…」
その手を湊が掴み、自身の頬へ触れさせる。
まるで愛しい者の存在を確かめるように何度も名前を呼ばれ、その度にゾクゾクと言いようのない感覚に襲われる。
止めどない律動の末に我慢の出来ない波に飲まれ、日菜子は意識を飛ばした。