Re:Love〜7年越しに愛されて〜
意識が浮上した時にはベッドの上で、滑らかなシーツの感覚に恐ろしい程の勢いで記憶が蘇り反射的に体を起こした。
その際に肩からシーツが滑り落ちて裸体が露わになり、服はどこだと辺りを咄嗟に見渡した。
「服ならこっちでハンガーにかけておいたぞ」
声の方を見れば湊が神妙な面持ちで壁に体を預けるように立っており、腕を組んでこちらを見つめていた。
「あ、ありがと…」
「……」
「わ、私どれくらい寝てた…?」
「1時間くらいだな。今は23時だ」
「そ、っか…」
無言の時間が続き、ダラダラと体中から冷や汗が流れ落ちる。
「私、帰るね…!」
そう言って立ちあがろうとした時、湊の「待て」という低い声が耳を刺激した。