Re:Love〜7年越しに愛されて〜
「早速だが、年明けたら親に日菜を紹介するからそのつもりでいてくれ」
「えっ、急すぎない?」
「結婚前提なんだから当たり前だろ。それに祖父さんにはもう話してきた」
「なんて?」
「近々嫁さんにしたい子連れてくるって。祖父さんも日菜の事覚えてから喜んでたぞ」
「なんか…外堀すごい埋められてない?」
「それだけ必死だったんだよ」
肩に回された腕に力が込められ、抵抗を忘れた体はそのまま湊の胸元にぽすりと落ちる。
ほんのりと甘い良い香りのする湊の逞しい胸元に頬が触れると、また熱が上がりそうになった。
「結婚するなら日菜しか考えられなかった。ずっとだ」
「…そっ…か…」
じわりと涙が浮かぶ。
こんなに幸せな気持ちになるなんて、少し前には思いもしなかった。
ただ流されて此処まで来たと思っていたけれど、勇気を出して湊の手を取って良かったと今なら思う。