Re:Love〜7年越しに愛されて〜
「えっ、なに?」
一気に眠気が覚めてしまい恐る恐るドアホンを確認すると、湊が映っていた。
すぐにロックを解錠して玄関を出て迎えに行けば、エレベーターから降りてきた湊が一直線にこちらへ歩み寄り抱きついてきた。
「湊くん?どうしてうちに…」
「……」
返事がない。ただの屍のようだ。
…というのは冗談だが、湊は本当に意識が朦朧としているようでギリギリ立っている状態だ。
顔が特に赤いわけではないと確認したところで、そういえば湊はアルコールを摂取しても顔色がほとんど変化しない体質だった事を思い出す。
一体先輩達にどれほど飲まされたのかと呆れていると、もぞもぞと服の中に手を入れようとしているのに気付いた。
「ちょっ、ストップストップ!!」
近所迷惑にならないくらいの声を張り上げてそれを制し、腕を引っ張って家の中へ引き入れた。