異世界から本物の聖女が召喚されたので、聖女見習いの幼女は不要のようです。 追放先でもふもふとパパに溺愛されているので、今更聖女になんてなりません!
「これより聖女ロルティ様から、ありがたいお告げを賜ります」
「聖女様! どうか迷える我らを、お導きください!」
神獣の背に乗ったまま、カイブルに目線で神官達に向かって声を発するように促されたロルティは、言葉を詰まらせながら告げた。
「あのね。わたしは、パパと一緒に暮らしたい!」
「なんだ?」
「どう言うこと……?」
ロルティの叫びを聞いた神官達は、とても困惑しているようだ。
(言い方、間違えちゃったかな……?)
彼女は慌てて、言葉足らずな分を補足するように勢いよく叫ぶ。
「だから! わたしは聖女だけど、お仕事はしないの!」
「な……」
「聖女様は我々を見捨てると言うのか!?」
「そんなのあんまりだ!」
「わふん!」
口々にロルティへ向かって抗議してくる神官達は、彼女を乗せた獣が威嚇することによって黙らせた。
『文句がある奴らは全員、噛みつくぞ!』
そんな犬の声が、聞こえてきそうだ。
大人達は先程カイブルの大きな掌に歯型がつくほど強く噛み締められていた姿を目にしているため、すぐに口を紡ぐ。
「聖女様! どうか迷える我らを、お導きください!」
神獣の背に乗ったまま、カイブルに目線で神官達に向かって声を発するように促されたロルティは、言葉を詰まらせながら告げた。
「あのね。わたしは、パパと一緒に暮らしたい!」
「なんだ?」
「どう言うこと……?」
ロルティの叫びを聞いた神官達は、とても困惑しているようだ。
(言い方、間違えちゃったかな……?)
彼女は慌てて、言葉足らずな分を補足するように勢いよく叫ぶ。
「だから! わたしは聖女だけど、お仕事はしないの!」
「な……」
「聖女様は我々を見捨てると言うのか!?」
「そんなのあんまりだ!」
「わふん!」
口々にロルティへ向かって抗議してくる神官達は、彼女を乗せた獣が威嚇することによって黙らせた。
『文句がある奴らは全員、噛みつくぞ!』
そんな犬の声が、聞こえてきそうだ。
大人達は先程カイブルの大きな掌に歯型がつくほど強く噛み締められていた姿を目にしているため、すぐに口を紡ぐ。