異世界から本物の聖女が召喚されたので、聖女見習いの幼女は不要のようです。 追放先でもふもふとパパに溺愛されているので、今更聖女になんてなりません!
「ロルティ様にとって、神殿に居た頃が異常だったのです」
「そう、かな?」
「ええ。もしもこの地に天変地異が訪れ、あなた様の大切な人達が命の危機に晒された際――」
「てぺんち?」
「災害です」
「みんな、死んじゃうの……?」
「あくまで、例え話ですよ。必ずそうなる保証はありません」
「そっか! よかったぁ」
彼女瞳からは涙が頬を伝って流れ落ちそうだったが、カイブルが訂正をしたことですぐ笑顔を取り戻す。
「ロルティ様が守りたいと願うのであれば、きっと神様は力を授けてくださいます」
「遊んでばっかりの駄目聖女様に、力なんて貸してくれるかなぁ……?」
「ロルティ様は誰からも愛されるべきお方です。もしも天が見放すようなことがあれば、私が叱りつけましょう」
「神様を?」
「そうですよ」
「さすがはわたしの、護衛騎士だね!」
全知全能の神にどうやって人間として生まれたカイブルが懲らしめるのかはよくわからないが、彼女はそれだけ彼が強い騎士だと受け取ったらしい。
微笑みを浮かべる彼女に、カイブルもまた優しい瞳で主を見つめた。
「そう、かな?」
「ええ。もしもこの地に天変地異が訪れ、あなた様の大切な人達が命の危機に晒された際――」
「てぺんち?」
「災害です」
「みんな、死んじゃうの……?」
「あくまで、例え話ですよ。必ずそうなる保証はありません」
「そっか! よかったぁ」
彼女瞳からは涙が頬を伝って流れ落ちそうだったが、カイブルが訂正をしたことですぐ笑顔を取り戻す。
「ロルティ様が守りたいと願うのであれば、きっと神様は力を授けてくださいます」
「遊んでばっかりの駄目聖女様に、力なんて貸してくれるかなぁ……?」
「ロルティ様は誰からも愛されるべきお方です。もしも天が見放すようなことがあれば、私が叱りつけましょう」
「神様を?」
「そうですよ」
「さすがはわたしの、護衛騎士だね!」
全知全能の神にどうやって人間として生まれたカイブルが懲らしめるのかはよくわからないが、彼女はそれだけ彼が強い騎士だと受け取ったらしい。
微笑みを浮かべる彼女に、カイブルもまた優しい瞳で主を見つめた。